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 UAE(子宮動脈塞栓術)外来【特殊外来】


子宮筋腫は30歳以上の女性の約30%にみられる良性腫瘍で、過多月経、月経痛、圧迫感、貧血などを引き起こします。治療方法は、手術療法(子宮摘出術、筋腫核出術)、ホルモン療法などが従来行なわれてきました。1995年にフランスのRavinaが子宮筋腫に対しての子宮動脈塞栓術(以下UAE)を報告して以来、欧米では非常に多くの方が(現在までに20万人ともいわれております)この治療方法を受け、良好な治療成績が得られております。2009年のAmerican journal of Obstetrics & Gynecology でもこの治療方法の有効性、安全性が明確に述べられております。当院では、2003年から子宮筋腫治療のオプションとして導入し現在まで140名の方に治療をしてまいりました。この治療方法は、放射線治療医が行なっている施設が多く、産婦人科医が積極的に治療に参加している施設は少ない中で当科では、治療手技を十分理解した医師が放射線医と密接な関係を構築し実際に治療に当たっております。入院期間が短期間で、日常復帰までの日数が手術療法に比較して少ないことや、傷が殆んど無いことなどがメリットとして挙げられます。


【治療の適応】
妊娠希望のない、有症状(過多月経や月経痛)の子宮筋腫の方
がん検診、画像上悪性疾患が否定的な方
手術療法を希望されない方

【合併症】
疼痛 血管を塞栓するため、術後48時間以内の腹痛を認めます。当院では、ペインクリニックドクターにお願いし、治療前に硬膜外カテーテルを留置していただいております。患者様にもよりますが、良好な疼痛コントロールが得られるようになってまいりました。
感染 0.2%の頻度で、感染による手術療法が必要とされております。
筋腫分娩 粘膜に面した、粘膜下筋腫では変性した筋腫が排泄され、筋腫分娩になることがあります。多くの場合、外来で切除可能であり筋腫分娩後は子宮の良好な縮小が得られます。
閉経 1%(45歳以上の方ですと焼く5%)の患者様に卵巣機能低下を認めることがあります。


実際の治療の流れ
通常、木曜日に入院していただき、金曜日に治療いたします。
入院日にペインクリニックで硬膜外麻酔をしていただきます。
治療後約3時間後から歩行可能です。
治療2日目か3日目の退院としております。






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